キャリアコンサルタント・産業カウンセラーの石坂みどりさんをお招きして座談会をさせてもらいました。
マムズでは育児中の方、求職中の方、子どもの成長に不安を感じている方、夫との関係で悩まれる方など、お母さんを通してその背景に様々な家庭を見ています。
「どう感じ取ればいいのか?」「どうやったら円満になれるのか?」「自分のどこが間違ったのか?」解決を目指して頑張るお母さんに会います。ところが、そうした一部にはハラスメントもあります。「それはハラスメント。あなたには悪いところはないです」
■日常生活、家庭の中にある人権の尊重を知りましょう。
■「家族全員が仲の良い」「御舅、姑さんと仲がいい」そんな理想を描いてはいないだろうか?そうあるために誰かが我慢をしていないだろうか?一番は自分を大切にしてあげていい。互いの違いを認めてあげることが尊重。
■そうしたなかで責任も伴い、女性の自立が見えてくる。自分の足で立って歩ける女性になりましょう。
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石坂さんより
■午後のMam's Styleさんの女性向け座談会は、
ジェンダーとは?男女共同参画推進の理解について、国や自治体の施策とその背景や社会の実情について、噛み砕いてお話しさせていただきながら、日頃の生活の中での性差による生きづらさや疑問、課題についてざっくばらんにお話しをしていただいたり、意見交換したり。
自分の意思や希望を、爽やかに表現するためのアサーショントレーニングに触れたりと、少人数だったこともあり、なかなか中身の濃い座談会となりました。
■男女平等と言われながらも、ジェンダーによっての差別や偏見は無くならず、悩みもがいている女性は少なくないと思います。
大切なのは、社会や周囲から求められている女性像に振り回されないないように、「自分がどうしたいのか、自分がどう生きていきたいのか」を認識し、自分が自分らしく生きていく権利と責任を持っていることや、自身の尊厳を守ってよい人権があること、自分を大切にして良いことを、人生選択の場面や、家庭生活や社会生活の中で、忘れないでほしいのです。
そして、母親の幸福感や充足感と、人権に関する正しい知識はダイレクトに子どもたちの健やかな成長に響くことも。
■そして、ジェンダーの性別的役割分担よって生きづらさを感じるのは、女性だけではなく、男性にも少なからずあるということを感じています。
性別によって固定された概念に囚われずに生きることは、男性女性、多様な性をもつ方々にとっても、自分らしく豊かな人生を歩むのに大切なことです。
■男女共同参画やジェンダーについて、若い世代の方は授業で聞いたことがあるとのことでしたが、年齢が上がると、機会がなければ言葉自体も全く知らなかったとのことでした。知っていると知らないでは、人生選択の時に大きな違いを生むことになりかねないので、やはりこのように丁寧にお伝えできる場面があるといいなぁと思います。
女性のみならず、多様な社会的マイノリティの方々一人ひとりが、自分らしく幸福感をもって生きていくことができる社会になることを願い、今回のような機会を作ってくださった、Mam's Style 代表の櫻井さんに多大なる感謝です(^^)
そして参加してくださったママさん方とお子さんにも感謝✨
ご縁とは面白く、素晴らしいなぁと実感✨
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