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生理の貧困

 

群馬県庁3階の女子トイレに個室に見慣れないモニター付きの箱がありました。よく見ると「Oitr」アプリをダウンロード後にスマホを箱にかざすと無料でナプキンが穴からビーッと出る仕組み。一枚いただきました。次にもう一枚もらえるのは2時間後です。

2021年、大学生任意団体#生理の貧困により、経済的な理由で生理用品が購入できない女性は全体の2割と明らかになりました。その後、多くの自治体で無償配布が広まり現在に至っています。

群馬県の普及の取り組み33%(全国20位)、公の場で手渡しが主。このような機器を使った民間企業との取り組みはモラルも維持でき、人に欲しいと言ってからナプキンをもらうのは恥ずかしいという心理的な面からもいいですね。県内まだ2か所のみ(群馬県立自然史博物館、群馬県庁)ですが、全国的にもまだ普及途中の珍しい機器です。